本基礎講座のねらい

「起業家」から「経営者」、そして「資産家」に至るには、実は「非連続」ないくつかの「ベクトル」と「段階」(ステージ)があり、その「非連続なベクトル」と「段階(ステージ)」を明確に理解し、そのベクトルの乗り継ぎ、各段階を乗り越えていくのに、必要な「フレーム」と「スキル」を学びます。

オーナー経営者の「仕事」とは、実は、起業から経営、そして、資産化(形成)と資産運用、資産承継までが一本に
繋がっている「広範且つ深遠な仕事」であり、「横断的且つ垂直統合的な実務」であります。
また、そのオーナー経営者の仕事は、前述のような明確な「段階(ステージ)の違い」が存在し、その段階(ステージ)ごとにオーナー経営者の「実務」と「仕事」は変化します。
そして、その「段階ごとに変わる仕事と実務」に求められる「能力」を段階ごとに身に着け、段階ごとに求めらる「成果」を「積み上げる」ことを実現するのがオーナー経営者の実務であり仕事であり実際であり「真の姿」なのです。
そのオーナーシップ経営に取り組む、向き合うに際しての基盤を学びます。

受講者の声
なぜ、基礎講座(オーナーシップ経営)なのか?
オーナー経営である「起業」から「経営」「資産形成」「資産運用」「資産・事業承継」までの「実務と実践(実際)」の基本と原則を体系的に身に着ける唯一無二の「実務家の塾」

例えば、経営戦略の立て方、新しい人事の方策、効率的な財務、というように「何かの新しい手法だけ」や「最新の理論」を学びたいのであれば、 MBAはじめ、世の中には多くの理論や方法や学校があるでしょう。

しかし、それらを勉強すれば、オーナー経営者として、直ちに「オーナーシップ経営」が上手くできるのか?と言うと、残念ながらそうではありません。

「オーナーシップ経営」を実現するには、その「ベクトル」や「段階」ごとに個別具体的な全く異なる専門的技能や知見が必要となりますが、それを個人の「感覚」「経験」だけに頼って繋ぎ合わせることは、「設計図が無く増築に増築を重ねた摩訶不思議な建物」のようなものとなってしま事にもなりかねません。

「オーナーシップ経営」の全体像を正しく見通して、自らの現在の位置を理解することで、「次の打ち手」である、最適な「経営判断」は実現されます。そのために「オーナーシップ経営」を体系的に学ぶ必要があるのです。

オーナーシップ経営の基本と原則とルールとゴールを学ばず、これを無視したやり方では長続きできないことは勿論のこと、「ゴール」には到底到達することができません。

それは「ゴール」を知らずに、「行きたいところには行けない」こと、そして、「ルール」を知らずに「試合に勝つ」ことが出来ないことが自明であることと等しい話です。

講師は、自ら数多くの企業を起業し、経営し、その中の複数の企業を事業譲渡・株式売却し、また、業種業態を問わず、数多くの企業の再生から企業価値の向上までを手掛ける、オーナー経営者及びその一族の企業価値と資産価値を向上させ続ける「オーナーシップ経営」のプロフェッショナルです。また、合わせて多数のオーナー経営一族の資産承継も担い、現在も資産マネジメントを請け負うプロのゲートキーパーでもあります。

世界にはこのような活躍をする人々も僅かながらに存在しますが、この日本においてはまだそのような存在や職業自体が一部のエスタブリッシュメントファミリーにしか知られておらず、日本においてはこの道の先駆者(パイオニア)です。

なぜ、塾で学ぶのか?
本塾で学ぶこと

本を読んだり、考えたり、一人で学習できることもたくさんあります。されど、オーナーシップ経営に必要とされる「経営判断」の「実像」を知ったとき、今まで言われていた「即決断」「スピードが命」「迷っている経営者は失格」などの、今まで「当たり前」「正しい」とされてきことが「不適切なお題目(お説教)」であったこと知ることになります。

激変が加速し続ける時代で、解なき時代である現在、「オーナー経営者の仕事」には「迷い」や「不安」がつきものであり、「それを真っすぐに受け止めている」ところから真の「オーナーシップ経営」は始まります。

その真の「オーナーシップ経営」を前にしたとき、業種業態は違えど、様々なバックグラウンドを持つ同じオーナー経営者達と、共有・共感し、信頼と相互敬意の下で行われる議論や協議は、「名刺交換だけの異業種交流会」や「参加者が実はライバル(敵)などの業界団体の集まり」などでは、決して得ることのできない、真の学びと、真の研鑽を得る機会となります。

上記のような会に参加することは生涯得ることのできない圧倒的な学びをあなたにもたらすことでしょう。

何を学ぶのか?
実践を視野に入れた学習

本基礎講座では、オーナーシップ経営の実践の場では、どのような視点で考え、理論やフレームを適用していくことが最適であるのかを 、具体的な事例をまじえて、ご紹介いたします。

本基礎講座は、「オーナー経営者の実務」の実際と実践に役に立つことだけを念頭に、その基本となる理論を取り上げております。

核となる理論と言っても、起業したばかりの経営者と、組織化に迷い悩む経営者と、資産化を間近に控えた経営者では、考えるべき事柄と着手すべき事柄は 、おのずと違ってしまうのは当然のことであることから、基礎講座受講後は、複数のコースを設け、それぞれの立場の人が、日々の経営の現場において 、すぐにでも実践できることを、体系的に学んでいただけるように構成されています。

どのように学ぶのか?
新しい学習法

「オーナーシップ経営」の真髄と基本と原則を効果的に体得するために脳科学と心理学に基づき構築された学習法です。

福井尚和先生の講義を聴講し、また、講座で提供される、フォーマット・ツールを利用して、「自らの日々のオーナーシップ経営の現実」に実際に落とし込んで頂き、その「実際(実践したもの)」に対してフィードバックが行われます。

講義で学んだ理論やフレームが、皆様オーナー経営者の日々の実践を通じて「体得」されているかを「グループセッション」での質疑応答により確認していくことは勿論のこと、自らの会社の「会議」「役員職員との面談」「営業や他社との折衝や面談」など「実際の現場(現実)」の録音や録画をお持ち頂くことも可能で、それらの「実際の現場(現実)」の場面の、「その瞬間」に対してのフィードバックであるSV(スーパービジョン)も行われます。

これは、他の経営者勉強会や塾ではなされない「実際と理論(フレーム)」が脳と体で体得(繋がる)できる唯一無二のプログラムになります。

また、講義は「復習」を最重視しており、次の講義までの間、今まで受講した全ての講義内容を無制限でe-ラーニングによる自主学習が可能となっており、ご自分のペースで、さらに深く学ぶ環境も用意されています。

また、各講座受講後には、毎回、塾生同士による「振り返りの会」も開催されており、お互いに講義内容の理解や解釈を確認する場も用意されています。

どのような成果が生まれるのか?
新しい価値の創造

あなたが、自らの特徴と自らの価値と自らの強み知り、そして、それを使って、あなたらしい価値を提供し、あなたらしい「オーナーシップ経営」を「自覚的にデザインし構築できている」ことが、私達の考える成果です。

これまで基礎講座で学ばれた多くの方から、「自分の仕事に自信と価値が感じられようになった」「他の経営者と比較するのではなく、自らのオーナーシップ経営の道と姿がデザインできるようになりました」「資産が形成されました」にはじまり、「自分が何をすべきなのか(何がしたかったのか)を自覚することが出来、仕事と人生のバランスが取れ、充実して仕事に取り組めるようになった」「ストレスがなくなって意志決定に自信が持てるようになった」、「人(部下や幹部、家族も)の話に耳を傾けられるようになって、 視野が広がった。余裕を持てるようになった」などの感想を多数いただきます。

激変が指数関数的に加速し続け、そして、解なき時代である現代。
その時代において、オーナー経営者は、常に「問い(自問し)、考え続け、実践し続ける」ことが、「最低基準」となり、そこに「効果的且つ再現性の高い『フレーム』」を当てはめ、自らの「現実(日々・実践)」に落とし込むことのみが「成果」に繋がる唯一の道となります。

本基礎講座は、その

「効果的且つ再現性の高いフレーム」と
世にあまたる「ビジネスフレーム」を自ら再統合出来る「メタフレーム」を含めた様々なスキルの提供
1、2、により自らの「現実(日々・実践)」に落とし込む「体得」を皆様にご提供する塾であります。

基礎講座タイムテーブル・カリキュラム
基礎講座サンプル
オーナー経営者が持つ時間の種類と、その使われ方の実際
(基礎講座 第2回勉強会)

(動画時間 15:12)

オーナー経営者含む実務家が持つべき問題解決能力とスキル
(基礎講座 第6回勉強会)

(動画時間 15:55)

開催概要

受講料金350,000円(税別)(税込金額:385,000円)
※信和塾生からのご紹介者様はその旨お申し出くださいませ
持ち物筆記用具(本勉強会専用のノート、4色+1色(青、赤、緑、黄、できればオレンジも)鉛筆またはボールペン)
講義回数動画講義 全7回 + 個別セッション2回(1週間に1回のペースで動画講義を受講)
※但し、受講ペースは相談可能